|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
ロウ(原題:Low)は、イギリスのミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの10枚目のアルバム。 1977年1月14日にRCAレコードよりリリースされた。 1991年にEMI(米国ではRYKO)よりCD化され再発売されており、その際ボーナストラックとして未発表テイクが3曲追加収録されている。 ==解説== アメリカでのドラッグ浸けの日々からの脱却を図るためベルリン入りしたボウイが、ブライアン・イーノと共に創り上げた実験的作品。後半はすべてインストが占める。黒人音楽に影響を受けた前2作とはまるで異なり、音楽的にはジャーマン・ロックからの影響が見られ、ボウイ自身も1979年のインタビューで、クラフトワークやタンジェリン・ドリームをよく聴いていたと語っている。先鋭的な内容のため、レコード会社の上層部は困惑したようだが、商業的にも全英2位、全米11位と成功を収めた。後に「ベルリン三部作」と呼ばれることになる作品群の第1弾であり、次作『英雄夢語り (ヒーローズ)』も、本作のコンセプトを踏襲して作られた。 本作に伴うツアーは行われなかったが、1978年のワールド・ツアーで、本作収録曲の約半数が演奏された。 ボウイは、本作の制作と並行して、「ホワット・イン・ザ・ワールド」にも参加しているイギー・ポップのアルバム『イディオット』をプロデュースした。後に『レッツ・ダンス』に収録される「チャイナ・ガール」は、この時ボウイとイギーが共作し、『イディオット』で発表された曲。ボウイはその後、イギーのツアーにもキーボード奏者として帯同した。 1990年代には、フィリップ・グラスが本作の楽曲をオーケストラ化した。 『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500』に於いて、251位にランクイン〔David Bowie, 'Low' - 500 Greatest Albums of All Time | Rolling Stone - 2014年8月24日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロウ (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|